みなさん、
ST250ってバイク、知ってますか?
正直、私はつい最近まで知りませんでした。
このST250ってバイク、なんかちょうどいいバイクなんです。
私はバイクを手放して2年ほど経っていますが、
ST250を知って、またバイクに乗りたいと思い、バイク屋さんに実車を見に行ったほどです。
今回はこの、ST250のちょうどよさについて、執筆させていただきたいと思います。
バイクの購入を検討している人に刺されば幸いです。
ST250はこんなバイク
ST250は250CCネオクラシック
ST250は2003年~2017年の間、SUZUKIが製造・販売していたバイクです。
あくまでもシンプルなバイクらしいバイク。
クラシカルなデザインの250CCネイキッドモデルです。
今のジャンルでいうと、ネオクラシックってジャンルになります。

このシンプルでコンパクトな見た目、ちょうどよくないですか?
無味無臭な感じ(ほめ言葉ですw)とか。
SRとかエストレヤ、GB350、W230あたりが好きな人にはドストライクな見た目じゃないでしょうか?
なお、以下の記事は、中古市場で球数の多い、ST250 Eタイプに絞って執筆いたします。
スペック
- エンジン: 空冷4サイクル単気筒エンジン
- 排気量: 249cc
- 最大出力: 15kW(20ps)/ 7,500rpm
- 最大トルク:22Nm(2.2kgm)/ 6,000rpm
- 車両重量: 129kg
- 燃料タンク容量: 12.0L
- 燃費:48km/L
- シート高:770mm
- 燃料供給方式:インジェクション
- エンジンスターター方式:セル方式
- ギヤ:5速
ST250のここがちょうどいい

車体価格がちょうどいい
250CCクラスのネオクラシック系バイクといったら、
現行車だとKAWASAKIのW230、中古車だとKAWASAKIのエストレヤが有名です。
しかし、W230は新車で車体価格税込み訳64万円で結構お高い…
じゃあ、エストレヤはというと、中古車平均で52.7万円(goobike調べ)で、こちらも結構お高いです。
一方、我らがST250は、中古車平均で40.3万円(giibike調べ)です!!
エストレヤと比較して10万円以上安いです!!
しかし、当時の新車価格よりは若干高い!!(ST250の新車価格は35万円程度)
「10年くらい前のバイクで、約40万円ならまあ買いか」と思わせるちょうどいい価格帯なのです!
燃費もちょうどいい(というか超優秀)
燃費は驚異の48km/L
私が乗ってたFTR223は42km/Lで、これでも燃費いいなと感じていましたが、それ以上です。
しかも、タンク容量が12.0Lもあるので、もう、どこへでも行けちゃいます。
燃費はちょういどいいというか、超優秀。
ちょうどいいメンテナンス性
空冷単気筒エンジンで構造がシンプルな分、消耗品交換やトラブル対応がやりやすく、修理費も抑えられます。
オイル量も少なく、フィルター交換も難しくないため、初めてのバイクでも維持に困ることはほとんどありません。
なお、絶版車ではあるものの、2017年までは製造されていましたので、純正パーツの在庫もまだまだあり、修理対応も問題ありません。
ちょうどいい乗り味
ST250に一度でもまたがれば、その 扱いやすさ に驚くはずです。
車体は129kgと軽く、取り回しは抜群。
インジェクション搭載でエンジンのかかりは抜群。
タンク容量12.0Lで燃費48km/Lなので1回の給油でどこまでも行ける。
街乗り・通勤・通学・近場の散歩ツーリングに至るまで、どんな用途でも素直に応えてくれるでしょう。
シート高も低めで、足つきがとても良いのもポイント。女性やバイク初心者でも安心して乗れる上、乗り手を選ばない懐の深さがあります。
「気楽に乗れる250ccがほしい」「扱いやすさ重視」――そんなライダーにとって、ST250はまさに理想的なちょうどいい相棒となるでしょう。
乗ってるとなんかツウな感じする
ネオクラシックバイク市場では、エストレヤやSRなどは多く見ます。
その中で、ST250は“ちょっと違う選択肢”として、しっかり存在感を放ちます。
丸目ライト・シンプルなタンク・スリムな車体と、クラシックらしい佇まいは完成度が高く、飽きのこないデザインです。
「定番じゃないけど、センスのいいバイクに乗りたい」
そんな人にとって、ST250はまさに“ツウの選択”。人とかぶらない希少性こそ、ST250ならではの大きな魅力だと思います。
まとめ:ST250は“ちょうどいいバイク”

ST250は派手さこそありませんが、
コスパの良さ・扱いやすさ・人とかぶらない希少性
を兼ね備えた、非常にバランスの良いバイクです。
毎日の相棒にも、一人旅の相棒にも、ゆったりとバイクを楽しみたい大人のライダーにも、幅広くフィットすると思います。
気軽に乗れて、コストも抑えられて、しかも少しだけ特別感がある。
そんな“ちょうどいい魅力”を持つST250は、今だからこそ選びたい名車と言えるでしょう。


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